聖書を読むと、神様が私たち人間のために用意された自然界が、いかに豊かで楽しみに満ちたものか、ということにはっとさせられます。
「神はご自分が造ったすべてのものを見られた。
見よ、それは非常に良かった。
夕があり、朝があった。第六日。」創世記1:31
そして、改めて自分の置かれた環境を考えると、たしかに幸福で、恵みに満ちているのです。
呼吸ができる酸素があり、飲める水があり、降り注ぐ陽光があり、あらゆる食材が育つ大地があります。
けれど、それだけ恵まれた環境に生きていても、人は「不幸」になることができます。
その一つの要因が「不安」です。
現時点では満たされていても、将来への不安を見つめることで、今を生きるのではなく不安の中を生活するのです。
考えてみればもったいないことですね。
喜べる環境にいながら、現状を不安で色づけしてしまうのですから。
神様と共に生きるとき、人は未知の明日も神様に任せることができます。
明日何が起こるかは知らないけれど、全能の神様が明日も変わらず私を愛してくださることを知っているなら、何も取り越し苦労をしなくてよいのです。