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もう一度網を捨てる

 今日ある方と聖書読んだ時、この節が目に留まりました。

「イエスは彼らに言われた。

『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。』

 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。」

 マルコ1:17-18

 イエス様の弟子の多くはもともとは漁師でした。漁師たちが網を捨てるということは、仕事よりもイエス様についていくことを選んだ、ということです。

 

 私もかつて網を捨てました。

 大学卒業のときに、分厚い就職情報誌をゴミ箱に入れて、神学校に行く決断をしました。イエスさまについていきたかったのです。

 

 しかし、神学校を卒業して牧師になって20年以上経った今、いつのまにか牧師が「仕事」になってはいないか、と思わされたのです。もしもそうなら、私は業務をこなして生計を得るために牧師業をしてることになります。

 それは私の憧れた人生ではありません。

 

 もう一度網を捨てよう、と思ったことでした。

 牧師という仕事をするのではなく、イエス様についていくために牧師をしたいと思います。

 そこにこそ自由と喜びを感じます。