入門クラスに来られた方と共に、今日も聖書を一緒に開きました。
ザアカイ、というちょっと珍しい？名前の人が今日の箇所の登場人物でした。
彼はエリコという町で取税人でした。ローマ帝国の手先とも言えるその職業は、人々からの憎悪のまとでした。
しかし、なんとイエス・キリストは、そのザアカイの家に泊まったのです。
「イエスはその場所に来ると、上を見上げて彼に言われた。
『ザアカイ、急いで降りて来なさい。
わたしは今日、あなたの家に泊まることにしているから。』」ルカ19:5
これは、多くの人々を大変ガッカリさせました。
イエス様も結局はお金や権力に魅了される器か、と悪しざまに言う人もいました。
しかし実情は正反対でした。
イエス様はザアカイの心の状態を見抜いていました。
彼は過去の罪に苦しみ、人々の憎悪の中で孤立し、真剣に救いを求めていたのです。
たとえ人々からは誤解されても、イエス様はザアカイの友となることを選びました。
愛は、たった一人のためであっても、犠牲をいとわないものです。
