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少し出張が続き、日本のキリスト教の現状を見聞きする機会が続きました。
その中で、常に指摘されていることが「信仰継承」の重要性です。
少子高齢化の社会現象は、キリスト教会にも同じことが言えるわけですが、若者がいない、子どもたちが来ない、というため息混じりの報告がよくなされます。
色々な社会的要因があり、また効果的な方策もあるとは思うのですが、私としては「陰口の絶対悪」をいつも思わされます。
クリスチャンでも牧師や教会に不満を持つことってあると思うのです。ただ、それを家庭で陰口として語ると、それを聞かされる家族はまず教会には来なくなります。あたり前のことですね。
もしもすべてのクリスチャンが、陰口をやめて、心の不満を祈りに変えて、神さまの前に持ち出し、キリストの愛によって自分自身が取り扱われていくことが出来ていたならーそれこそがキリスト教信仰のもたらす恵み深さなのですがー日本のキリスト教会の現状は、まったく違ったものとなった(る)ことでしょう。
吉備教会は「光の中で愛し合う教会」を大胆に目指します。
それが教会の当然の姿であるからです。
「ねじれ者は争いを巻き起こし、
陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。」 箴言16:28